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損益計算書

2014-09-16

損益計算書とは、特定期間(通常は1年)に会社がどれだけ儲かったか、損をしたかを表したものです。損益計算書を作るには、手間暇がかかりますが、損益計算書を作ることで、色々なことができるようになります。今回は損益計算書でできることを2つ紹介したいと思います。

①  売上の比較を行うことができる。

図①と図②を見てください。(画像をクリックすると画像が拡大されます。)

ある会社の2013年と2014年の2年間の損益計算書です。

図①(2013年度)

 

図②(2014年度)

2013年の売上は10,000円となっています。対して、2014年には12,000円となっています。2014年を今期とすると、今期は売上が2,000円上がっていることがわかります。今回の損益計算書は2年間分と少ないですが、何年も続いている会社では、その会社の売上の状況を何年間にもわたって比較を行うことができます。また月ごとの売り上げの比較も行うことができるようになります。

②  費用等の状況を把握することができ,今後の会社を考える手助けとなる。

消耗品費は図①の2013年は300円であったの対し、図②の2014年は800円となっています。今期は消耗品費が前期より上がってしまったということが、わかってきます。会社の業種等によってかかる費用に違いはありますが、それぞれの会社の問題点が分かるようになります。

このように損益計算書を作成することによって会社の売り上げの状況や、費用の状況がわかるようになります。

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