小切手の発行の方法
2015-07-13
今回は小切手を振出す場合の振出人側のポイントをお話します。
ポイント① 発行に必要な手続き
小切手を発行するには銀行に当座預金口座を開設し、
使用する小切手用紙を銀行から購入します。
この用紙に金額を記載して小切手を作成し、相手に渡します。
ポイント② 先日付小切手
当座預金口座の資金が不足している場合には、
先の日付を振出日として指定することができます。
このような小切手を先日付小切手といいます。
注意点は、振出日以前に銀行に持ち込まれた場合、
支払いがされてしまうことです。
振出す際は、相手に事情をよく説明し記入してある振出日に、
金融機関に持ち込んでもらうように依頼することです。
ポイント③ 小切手の不渡り
小切手は、6カ月以内に2回不渡りを出すと
銀行取引停止処分になり事実上倒産になります。
不渡りが起きないように注意が必要です。
ポイント④ 小切手を紛失した場合
小切手を紛失した場合には小切手用紙紛失届けを
銀行に届け出るとともに改印手続きをして、
不正使用による被害を防止します。
以上のようなポイントを小切手の振出人は、注意する必要があります。