税金の申告をしないとどうなるのか
2019-10-07
前回テーマ“税金の申告は必要なのか”の補足として、
税金の申告をしないとどうなるのか?
ということを考えてみます。
いつかは税務署などに指摘され、申告することになるでしょう。
遡って申告した場合、
期限内に申告して納めるハズだった税金に加え、
加算税(罰金のようなもの)や
延滞税(遅延利息のようなもの)も払うことになります。
期限内に申告して納めるハズだった税金の
倍近くの額を納めるようになることも・・・
ちなみに、加算税や延滞税は経費にはなりません。
期限内に申告すれば使える特典も、期限後の申告では使えません。
正しく申告・納税をしている会社との公平性を保つ為、
このようなペナルティが課せられます。
申告をしなかったことにより、
過去の税金と現在の税金を、同じ時期に納めるようなこともあり得ます。
そうなると、資金繰りはかなり悪化するでしょう。
無申告や税金の滞納があるようでは、金融機関はお金を貸してくれません。
よって、金融機関からお金を借りて納税に充てることも出来ません。
申告や納税を怠ったことにより、資金繰りが悪化し、
結果的に、会社の存続自体が危うくなることもあり得ます。
申告及び納税はきちんとしておきましょう。