給与の決め方は?
2015-09-04
今回は、給与の決め方について考えます。
やはり給与を決めるのは、
経営者ならば誰しもが悩むところではないでしょうか。
給与は、従業員にとって、
仕事へのモチベーションにも影響する大切なものです。
労働に見合う額でないと従業員が感じた場合、
定着率の低下や業績悪化にまでつながる恐れもあります。
それでは、どうやって決めればいいのか?
実際のところ、中小企業の給与相場はわかりにくいものです。
入手出来るデータはほとんどが大企業のもので、
中小企業でそのまま利用できるようなものではありません。
給与を決める時には、
次のようなことに注意しましょう。
①本人の能力
②前職での額
③会社の財政上どれくらい支払えるか
④業界や地域の水準
⑤従業員本人が希望する額
以上を判断材料に、決めるのが望ましいでしょう。
①は、採用前の段階では不透明ではありますが、
適性試験を行ったり、面接時の対応をよく見るなどして、
履歴書などの書面からは判断出来ない部分を補うことをお勧めします。
④は、ハローワークや人材紹介会社に聞いてみましょう。
やはり、大切なのは、
経営者と従業員の双方が合意し、納得出来ることです。
個人面談の機会を設けるなどして、
双方がより納得のいく状況をつくるように心掛けましょう。