資金調達の種類③~借入~
2019-09-17
前回は自己資金についてお話しました。
今回は「資金調達の種類」のうち、「借入」についてお話していきたいと思います。
①借入とは
借入とは、いわゆる借金です。
起業時の借入のおおまなかな流れとしては、起業に必要な資金のうち自己資金で賄えなかった部分を金融機関等からお金を借りて充当し、その後数年かかって決められた金額を月々返済していくという流れになります。
②借入のメリット
他の資金調達の方法より比較的時間をかけずに資金を調達することが出来ます。
また、金融機関で借りた場合は金融機関に顔を覚えてもらえるきっかけになり、イザという時に、力になってくれる可能性があります。
更に、起業時にしか受けることが出来ない条件の緩やかな借入もありますので、起業の時は将来を見越して先に借入をしておくという方法も考えられます。
③借入のデメリット
借入は、一時的な資金の補てんですので、毎月返済しなければなりません。また、金融機関から借りた場合は、借り入れた元々の金額(元本)に利息を上乗せして返済しなければなりません。
④借入先の種類
・親類・友人等
・金融機関・・・ 金融機関と一口にいっても様々です。
起業したばかりの時は、政府系の金融機関である
日本政策金融公庫などが借りやすいでしょう。
※後日金融機関についてはお話しようと思います。
・地方公共団体(制度融資)・・・ 金融機関と保証協会との三位一体の借入になります。
※これも後日お話しようと思います。
次回は出資についてお話ししようと思います。