経理処理をアウトソーシングする
2015-04-08
起業間もない会社の場合、社内に十分な人員を
確保できないことも多いと思います。
その場合アウトソーシングを活用することが有益です。
例えば、記帳代行の場合は会計事務所、
給与計算は社会保険労務士事務所などに
アウトソーシングをお願いできます。
今回は、経理業務と給与計算業務をアウトソーシングした場合の
メリットとデメリットを、説明したいと思います。
経理業務と給与計算業務をアウトソーシングした場合のメリット
①人件費を削減できる
経理、給与計算を自社で行う場合、パート社員で行ったとしても、
人件費がかかります。
これが正社員の場合は、倍以上のコストがかかります。
一方、アウトソーシングした場合は、会社の規模によりますが、
社員が10名程度の規模であれば、
経理業務と給与計算業務合わせても
自社で給料を払うより、コストを抑えることができます。
②専門スキルを活用できる
アウトソーシング会社はその業務に特化した専門会社であるため、
多くのノウハウを有しています。
自社で処理する場合と比較して、より正確で、高度な業務レベルが期待できます。
またその他にも、教育、指導が不要、場所やパソコン等が不要、
解雇などの労務リスクが無くなるといったメリットがあります。
経理業務と給与計算業務をアウトソーシングした場合のデメリット
アウトソーシングはメリットばかりではありません。
自社でやれば情報がタイムリーになりますが、
アウトソーシングの場合は結果をもらうまでに
時間がかかってしまいます。
また社内の人材が育たない、業務を丸投げしているため
問題点があっても解決されないまま放置されてしまう。
業務が定型化されているため、融通が利かない等のデメリットがあります。
以上のようなことを考慮してアウトソーシングを依頼するかどうか、
検討していただければと思います。