スタッフブログ

総勢15名!税務・会計の専門家たちが、業界の最新情報や所員の日常について綴っていきます

★本当の組織の活性化★

2011-12-26

今年も残すところあと少しです。
12/31日はSNSの日記、携帯電話の写メール、カレンダーをめくる等してこんなことあったな~~
あれは出来なかったな~~こんな事を次は頑張ろうと考えようと思ってます。
今回は【真 組織の活性化】について述べたいと思います。
 
これは親父が定期購読してる雑誌の記事にありました(ちょっと前ですが)

下っ端の若造が何を言う!!と思われる発言等もあるかもしれませんが、ご了承願います。

 
       ある企業の業績アップ、経営方針の相談を受けたコンサルタントのお話です。
 
御社が組織を活性化し、業績を伸ばすためにはどうしたら良いか??お考えを聞かせてください。
 
質問を受けた経営幹部層達は、こう答えたそうです。
 
企業理念を従業員に浸透させる。 
もっと営業努力をさせて、コストダウンをする。
 
相談を受けたコンサルが全く違う答えを出しました。
 
『御社に企業理念などという言葉は無意味です。 組織を活性化したいのに、何故従業員に目を向けない。』
 
これは会社の業績を伸ばしたいのなら、理念どうこうではなく、従業員が働きやすい環境を作れ!との事でした。
 
 
これを読んでいて、従業員が働きやすい環境について語ってる記事や本は沢山売ってるやん
って思いました。
従業員が働きやすい環境って何だろうと考えた時、日本の経営者がどうお答えするのかとても気になります。
正直40代~60代の答えと僕ら20~30代の世代の答えは全く違うでしょう。
実は働きやすい環境について20~30代が語りあう、意見を述べる&述べたい機会はとても多いんじゃないでしょうか。
なぜなら、SNS(mixiやGREE等)で職場関連の記事があると、記事に対するコメント数はとても多く、アクセスランキングもトップクラスだからです。  
 
                   逆に従業員が働きにくいって何だ?  
 
給料が少ない。   
無駄な残業多し。  
上司や同僚との人間関係が最悪。  
社内の雰囲気も悪すぎ。  
取引先、顧客の対応が酷い。  
会社に行きたくない。
 
コンサルは、『この中で会社にとって最も損失なのは会社に行きたくない、仕事をしたくないという社員が大勢いることです。会社に行きたくない、仕事をしたくない等の原因で圧倒的なのが人間関係です。』と言いました。
 
この社内の人間関係については、誰もが興味を持つ部分である一方、開けてはいけないパンドラの箱かもしれません。
 
正直分かっているけど、あえて触れない経営者の方、上司が多いと思います。
             けれど、コンサルはあえてそこから切り崩しました
会社に行きたくない人間、または来てもやる気がない人間が及ぼす損失を経営者層に紙で書かせたとそうです。  
予想通り答えが全然浮かばない人が多かった。 この企業は女性モノの商品を扱っているにも関わらず、女性の部長が何名いるか、また女性従業員が何名いるのかさえ答えられなかったそうです。
『嫌々仕事をする人間がモノを売りに来たらどう思うか? その人の目が御社の状況を表してる。
電話に出る人は一人だが、電話からも会社の雰囲気は伝わる。
今は情報化社会だ、企業の商品やサービス以上に企業風土や組織の悪化によるイメージダウンは光の速さで広まる。インターネットの力を甘く見ない方がいい。
会社の内部環境の愚痴が広がり、その企業の商品やサービスが売れなくなった例はごまんとある。』
 
さらに、、、
 
『こんな社員が沢山いるなら、これを利用すればよい。 
あなたたちの無理な要求や、ノルマ、あなたたちのストレスの発散口にもしてるんじゃないのか?  社内の人間たちを面接をしていて仕事の悩みはとても少なかった。』
 
こんな上から目線で言われたら頭にきますよね、、、、あなたたちは~してるんじゃないのか?ってオイ!!って感じですが、予想以上に経営者幹部は反省をしていた、、というよりも風通しの悪さを知っていたからこそ反論出来なかったそうです。
 
人事部にはパワーハラスメントや激務等による相談が沢山あったにも関わらず、人事部も軽く扱っていたようです。
 
この企業は完全ボトムアップ体制に切り替え、社内に目安箱を置いたそうです。愚痴等もここに入れてオッケー
 
 
これによってネット上で働きやすい企業との噂が広まり、就職情報誌にも取り上げられました。
 
コンサルはこう言ってます。 
 
『目先の利益ではない。新卒者にも企業の情報が赤裸々に伝わることで、面接志望の学生が爆発的に増えた。 良い人材を確保できるチャンスまで得たんだよ。 従業員が生き生きしてるんだから、学生も興味がわく。
組織が変わってきたことによって、幹部層に言いたかったが、人間関係を構築できてないために言えなかったビジネスのアイデアも良く通るようになった。
 
前は言いたくても言えないビジネスアイデアが沢山あったにも関わらず、その人の胸のうちに閉まったまんまだったからね
 
 
 
ちなみにこれはハーバードビジネスレビューの記事です
 
これを読んでいて僕はなるほどね~~この間友人が酒のネタにしてた話だな(笑)と。
組織の悪化によって最近ダメージを受けた企業が頭に浮かびます。 情報化社会の怖いとこです。
 
 
でも今の経営を担う社長様、経営者幹部様に知って頂きたいのは、一生懸命働きたい、社会の役に立ちたい、、、けど、組織の風土が邪魔することによりできない人もいるということ。そうゆう人が昔よりも沢山いるということ。成熟しすぎた世の中では、もう普通に起こりえることなんですよ。という事。そしてそれがネットなどによってあっという間に悪評として広まることも。 こう著者は述べてました。
 
まあ僕は鈍感すぎるので全然こんな事考えてませんけど(笑
 
なぜ、あえて僕がブログで述べるかは、友人だけでなく、このような考えを持ってても発言出来ない方々の代弁だと思ってください。  色んな人に、今年一年で上記の悩みをどんだけ愚痴られたか分かりません(笑
 
 
 
今の若者はハングリー精神がない、 やる気がない、、、だからこそ経営者自らが手を打ち、、そして社員、従業員の方々、そして僕ら若い世代が日本を良くし、今を作ってくださった40代~団塊の世代の方たちに恩返しをしていきたいですね
 
 
会社の雰囲気アップで面白いのがこれです。 恥ずかしいですがやる価値ありです
導入した企業結構あり、話題になってます。
 
 
来年も山口会計をよろしくお願いいたします。 来年は僕の運気は良くないそうです
 
残り2日、、、残った仕事を片付けます
 
志村
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 

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