♪ショパンのコンサート♪
2010-07-28
♪ショパンのコンサートに行ってきました。
フレデリック・ショパンが生誕してから今年で200年の年月が経っているそうです。
1810年にこの世に生を受けたわけですね。
今回のコンサートは普通のコンサートとは違う組立で、NHKの名曲アルバムの映像を見ながら、
ロシアから招へいした弱冠20歳の新鋭 フィリップ・コバチェフスキというピアニストがアルバムの
中の演奏を生で弾くという趣向でした。
少し消化不良気味でしたが・・・(もっと長い演目を聞きたかったし、演奏者も弾きたかったのではないかと)
演奏は若くて力強く、歯切れが良い・・という感じでしょうか。
中でもポーランドからパリに向かうショパンが、旅の途中でロシアからの侵攻により、故郷のワルシャワ
が陥落した・・ということを聞いたときにできた曲
エチュード 『革命』 は圧巻でした。
丁度演奏者が20歳でその時のショパンが20歳ということで、ショパンの哀しさややるせなさや虚無感・
怒りという感情が乗り移ったかのような演奏で・・感動して涙が浮かんできました。
いままであまりショパンは聴かなかったのですが・・個人的にあまり好きな作曲家ではなかった(失礼!)
ごめんなさい。
やはりピアノの詩人は素晴らしいと実感しましたので
これからはショパンも好きになってみようかと思うきっかけになりました。
それにしてもなぜ中世の作曲家をはじめ芸術家たちはみなさん早死になのでしょうか。
病気の方や精神的に狂気に陥る方が多いですよね。
芸術というのは普通の神経の持ち主では成しえない偉業で、彼らは常人ではないということでしょうか・・。
そういう面では私は芸術家じゃなくて・・よかったかも・・汗
土井♪