はかま姿で卒業式!
2024-05-21
ゴールデンウィークも過ぎてそろそろ梅雨入りの声も聞こえだしましたが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私からは、少し前ですが、桜の時期のお話をさせていただきます。
私の長女の娘(孫とは口が裂けても言いたくないのですが…)小学校を卒業して中学に入学しました!
暮れに、私の母がなくなり遺品整理を始めたのですが、
日本舞踊を80前後まで習い、着物の着付の師範の免許も持っていた母は、タンス一竿では足りないくらいの着物を持っていました。母は普段は全く着物を着ない人だったので、びっくりです!
もったいなくて捨てる勇気が出ず困っていると、
「卒業式に袴が着たいといってるんだけどあるかな?」と娘から連絡が!
すぐに、「あるよ、見においで」と返事をすると2人とも、数枚ずつ、着物をらってくれました。
気に入って卒業式に着てくれた着物は、私が成人式で着た物。
「結婚したら袖を切れば留め袖として着れますよ」と、お店の人に言われてすぐに袖を切ってしまったものの、赤い着物は留め袖として着る機会などなく、娘たちの成人式に着せるわけにもいかず、後悔していたので、喜んで着てもらって本当によかったです。
袴は母が踊りの発表会で着たらしき、鶴の柄のちょっと派手めなもの。
「市販の無地のものの方がいいんじゃない?買ってあげたほうがいいんじゃない?」と娘に声をかけましたが、本人が気に入って譲らなかったようで、それはそれでよかったかなと思います。
実は、ズボンのようになっている袴をスカートのように娘が縫い直して着せているのもすごいなと感じました。
中学の入学式はズボンの制服をチョイス。夏服はスカートにするって言ってましたが、けっこう個性的で独創的!将来が楽しみです。