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アメリカが隠し続ける金融危機の真実

2009-01-25

アメリカが隠し続ける金融危機の真実
-そして最後まで奪われる日本-
ベンジャミン・フルフォード著

以下本文より
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1980年代以降、アメリカが進めていた金融自由化そのものが
行き詰まってしまったことを意味している。
ITバブル、株式バブル、住宅バブルを演出しては、世界中に
ドルと米国債をバラまいて経済を支えてきた
アメリカの金融システム自体が、音を立てて崩壊を始めたという
ことだ。

アメリカは2008年中に70兆ドルの財政赤字を超えたと
みられている。加えてアメリカが戦後に印刷し世界にバラまいた
ドルは、民間機関の試算でGDPの4倍から8倍になる。
中間の6倍と想定して計算しても、その額は実に84兆ドル。
この二つの赤字を足すと総額は150兆ドル(1京3500兆円 ※1ドル90円換算)
となり、GDPの10年分以上にも達する。その返済は現実的には不可能だ。
それでも、これまではアメリカの軍事力と原油取引がドルの
裏づけになっていたが、軍事力はイラクとアフガニスタンの戦争に
よって限界が見え、石油支配に関してもロシアや中国の台頭によって
影響力は大きく低下している。
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以上

著者はカナダ人ですが日本の大学で学んだジャーナリストなので非常に解り易く
読み易かった。
今迄日本はアメリカの真似をしていればなんとかなってきたが、アメリカは
オバマ大統領になったとしても当分の間立ち直れない。
なぜならサブプライムローンもまだ『損失が確定できない状態』だ。
日本にはアメリカとは違い、世界の市場で認められている強い製造業があり、
実体を伴う経済力も持っているので、日本がもっと世界をリードしてもいいのでは。
兆の上の単位が京だったのを初めて知り、初めてブログにしましたが、天文学的数字なので
実感がわかないのは私だけでしょうか?!

続く

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