ジューンブライド
2009-06-11
女性の方はやはり憧れるのでしょうか?6月と言えば「ジューンブライド」。
私の友人も来週末結婚式で、私も今は式の余興の準備にテンテコマイです…(汗)
6月の花嫁が「ジューンブライド」と呼ばれ、この月に結婚すると幸せになれると言われています。
その由来は諸説あるようですが、最も一般的なのはローマ神話に出てくる女神ジュノーの月が6月だからというものだそうです。
ジュノーは女性の守り神であり、婚姻を司る神様であるので、6月に結婚すると女神がふたりの幸せを一生約束してくれるという言い伝えが生まれたと言われています。
さて、この文化。日本でどうして定着したのかご存知ですか?
日本の6月は梅雨時で雨が多く、しかもジメジメしていてお世辞にも結婚式に適している時期とは言えません。
そんな理由から、実際この時期に結婚式を挙げるカップルは極めて少なかったそうです。
そこで、閑散期に何とか集客をしたいと考えた結婚式場関係者がこの外国の文化を取り入れて浸透させたそうです。
雨の日の結婚式は出席者にとっては少し迷惑な気もしますが、式場関係者にとってはナイスアイディアですね!
何やら、バレンタインのチョコレートも似たような感じで、どこかのお菓子屋さんが広めたらしいです。
それと、書いていて、何カ月か前にどこぞの外国の南の島で、半年契約1,000万円の高額報酬で島の管理人を公募して、その最終選考に日本人が残ったというニュースがあったのを思い出しました。
その南の島はもともと知名度が低く観光客も少なかったそうですが、その公募の最終選考に様々な国の人を残したおかげで、世界各国にこのニュースが流れました。
1,000万円で世界中にこの島の名前がニュースで流れたのですから、その広告宣伝効果はバツグン!
仕組んだ人はかなりのやり手ですね!
このように、ちょっとした“気づき”や“アイディア”で逆境をチャンスに変えてしまうこともあるんですね!
世の中には頭の柔らかい人がいるもんだなぁと感心させられます。
神庭