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世界で存在を示す日本のパン

2013-10-28

世界で存在を示す日本のパン
カナダのバンクーバーで日本の惣菜パンを屋台で売ってJAPADOGの名称で、
8年前に脱サラした日本人が始めて成功し現在7店舗を出店しているそうです。
日本のパンとカナダのパンは全然違っていて、
カナダのパンはバターも砂糖も使わないで、小麦粉、塩、水だけで作る。
現地で日本のパンを作るのに、1ヶ月以上かかったそうです。
JAPADOGの特徴は、ちょっと甘味があって、ふわふわ、もっちり、きめが細かい
例えば、ソーセージにしても7種類あり、それぞれ惣菜が異なっている。
いまでは、旅行会社のツアーに組み込まれ観光名所になっている。
(ただ激戦区なので、新商品の開発がかかせない。・・・・・・)
去年1月にはマンハッタンに進出し、人気が出ているそうです。
 
日本のパン食に大きな影響を与える3つの事件があるそうで、・・・・
①明治7年にアンパン登場(日本独自)
②第2次大戦後小麦の援助によりパンを作る。(学校給食でのコッペパン等・・・)
③1,960年代テレビの普及(アメリカのホームドラマでパン食にあこがれる。)
 
アメリカのパン事情  全粒粉か雑穀パン等堅いものが主流。
1,980年代にクロワッサンが普及する。
現在クロワッサンが、人気のパンで、日本のレオン自動機というメーカーが
世界初のクロワッサン製造機を開発し、115か国に製パン機を輸出しているそうです。
このクロワッサンの製造機は優れもので、1分間に900個、1日42万個、
土日も休まずフルオートメーションでフル回転。
レオン自動機の製法は単にクロワッサンの生産性を飛躍的に高めただけでなく、
ある意味では職人の技を超すような部分もある。
この装置はパンの本場であるヨーロッパでも、かなりの所で使われるようになっている。
手作りのクロワッサンはサクサク感があり、機械作りはフワフワ感が強いそうです。
おいしいパンを合理的に作る。高品質のパンを少しでも安い値段で消費者に食べてもらう努力が大切で、
そのためには、機械化も必要なのでは。
日本のフワフワ感のある食パンも、人気商品になりつつあるそうです。
 
                                                山口会計 北村

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