小さな金融が世界を変える
2010-10-14
アメリカ合衆国で中南米の移民の方々に本国へ送金する手助けをする
新しいビジネスモデルを始めた、枋迫篤昌(とちさこあつまさ)さんの
ことがNHKで紹介されていました。
中南米から2,000万人の方が出稼ぎにきているそうで、銀行口座も開設できず
正規の銀行から送金できずに街の業者から送金すると手数料が15%かかるそうです。
枋迫さんは、独自の送金システムを開発し街の業者の半分以下でしかも15分で
送金が完了するサービスを提供しているそうです。
1億7千万円の滞留資金を原資に移民むけの小口ローンも行っていて
送金の履歴により融資の判断をするそうです。
ほんとうに必要な方々におカネを提供する。
人にやさしい金融だとおもいます。
現在18カ国出身の方々でスタッフは60人だそうです。
枋迫さんは東京銀行時代、20代後半中南米に勤務されていたそうです。
2003年6月に50歳で起業されたそうで、始めはなかなかうまくいかなかったそうです。
20代の頃からの思いを50で起業し、実現される。
すごいとしかいいようがありません。
自分自身に置き換えて何ができるか?
いろいろ考えさせられました。
山口会計 北村