岡山産ささげ豆 御赤飯
2009-09-01
我が家ではカレンダーが9月になると御赤飯を母が炊いてくれる。
父と私の誕生祝いをまとめてする為だ。
しかし近頃中国産に量、価格とも圧倒されスーパーの穀類売り場では
国産ささげ豆は肩身が狭い。
近隣のスーパーでみると同じメーカーでも中国産は120g→178円
国産(岡山産)70g→548円 岡山産は中国産の5.3倍の値段だ。
我が家の3世帯大家族では、せめて120gはないと足らない。
母は考えた末に岡山産にしたらしい。(味では国産に遠く及ばないので)
そこで母親は、6月頃駄目もとでわが家の家庭菜園にスーパーで買った
岡山産のささげ豆を15g程(1袋の5分の1)を撒いた。
(この発想は私には絶対思いつかない)
お盆も過ぎた8月下旬に、撒いたささげ豆が見事に実った。
それも1.4kg11,000円 100倍弱になって収穫出来た。
我が家のお祝い事は向こう1年、岡山産のささげ豆で作った御赤飯だ。
2ヶ月程かかるものの大地の恵みは凄い。
大企業の農業参入のニュースも相次いでいるし、100倍になって収穫できる
なら俺もやろうかなんて考えるが、天候に左右されたり、豊作になると
相場が下落する等々甘くない。
やはりこの秋はじっくり御赤飯を味わうのが一番だ。