常念岳・大天井岳・槍ヶ岳縦走登山①
2018-10-15
9月の3連休と有給を頂いて登山に行きました。
今回、計画したルートは以前行った事のある北アルプスの燕岳の登山口である中房温泉から合戦尾根を登り表銀座縦走路と言われるルートを通り槍ヶ岳を目指すルートも考えたが、燕岳にまた登るのも面白く無いと思い、考えた結果まだ行った事の無い常念岳(標高2857メートル)を目指して途中から表銀座縦走路に行こうと思いました。
常念岳に登るには一ノ沢登山口と三股という登山口の2つがあり、時間と体力等を考慮して一ノ沢登山口から行こうと考えました。出来るだけ無理の無いようにと思い、一日目は常念岳の頂上を目指してその麓の常念小屋に宿泊しました。計画では出きるだけ先に進みたいと考えましたが天候の事や長期の縦走の事を考えると1日目はこれが妥当だと思いました。
初日の天候は常念小屋に行くまでは曇りだったのですが、常念小屋に荷物を置いて常念岳に登り始めると最初見えていた槍ヶ岳もあっという間に雲に覆われその後はずっと雨でした。頂上に着いた後も周りの景色は何も見えずにがっかりして常念小屋まで下山しました。ただ一つだけ良かった事は雷鳥さんと登山道でばったり出会い写真を撮れた事です。まるで公園にいるハトのように全く警戒心が無く自分の周りにずっといました。常念岳は地図上では常念小屋からすぐのような感じでしたが、意外と時間がかかりました。
そして常念小屋で夕食の時間まで寛いでいました。夕食の時間になり同じテーブルの人と話が出来て山の事等を話しました。女性3人で来ていたグループでした。山の事もよく知っている方たちで話していてとても楽しい時間でした。食後ビールを飲んで広間のストーブで寛いでいたらそばにカップルが来たので聞いてみるとオーストラリアから来た外国人でした。英語を話しているが見た目は日本人のようだったので、聞いてみると中国系オーストラリア人の若い夫婦で奥さんはスマホの翻訳機能を使って必死に言葉を伝えようとしていました。凄く元気のいい感じの奥さんでそれぞれ皆が片言の言葉で理解しようとしていたのは何だか見ていて楽しかったです。自分もどうにか伝えようと努力をしていましたが、そこに山小屋のスタッフが加わり、一人はワーキングホリデーで外国に行った事がある男性でもう一人がこれから行こうと考えている女性でした。助かった!とまでは思いませんでしたがそれに乗っかる形で何とか(単語+ゼスチャー)で話しました。
そんな事をしていると消灯の時間も近づいてきたので寝る準備のために部屋に戻るとそこは大部屋で何人かが一緒に寝るタイプの部屋だったので明らかに部屋が狭い感じなので、この配置で寝るのは無理だと感じていたら、その相手の方が戻ってきたので、話をすると兵庫県の神戸から来た人だとわかりました。出身は山口県だが今は神戸で5年ぐらい住んでいるという事でした。普段は六甲山に登っているという事で色々と話が聞けました。色々な人と楽しい話が出来たのでとても楽しかったです。一日目はそんな感じで8時に消灯になりました。
山口会計 清水