年末調整の手引き
2009-10-15
年末調整の手引きが出来上がっているようで、国税庁のホームページからもダウンロードできるようになっています。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/nencho2009/pdf/00.pdf
もうこの時期がきたかという感じで、時間の流れが速く感じる今日この頃です。
生命保険会社等からも年末調整に必要な控除証明書等が届き始めているようです。
当事務所の関与先様には、年末調整に必要な書類のリストを近々お渡ししたいと思いますので、資料収集をよろしくお願い致します。
この手引きの中に昨年と比べて変わった点が掲載されています。
今年は以下の2点です。
①住宅の省エネ改修工事等に係る住宅借入金等特別控除の控除額の特例が創設されるとともに、住宅借入金等特別控除の対象となる増改築等の範囲が拡充されました。
②個人住民税における住宅借入金等特別税額控除制度の創設に伴い、給与所得の源泉徴収票の記載事項に関する所要の整備が行われました。
さて、「子ども手当の創設」が話題になっています。
それに伴い、現行の扶養控除が廃止される動きも出ているようです。
その廃止は今日の新聞では2011年度からとも言われていますが、そうなれば年末調整事務も大幅に変わってきますね。
今朝のニュースでは赤字国債の増発も視野に入れているということで、無駄遣いの排除や税収確保が思ったように出来ていないようです。
そうなると「子ども手当」なども本当に実現されるのでしょうか?
日本の今後が心配です。
神庭