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所得税の予定納税の減額承認申請

2010-06-09

所得税の確定申告をされた方の中には、6月中旬頃に「所得税の予定納税の通知書」が届く方がいらっしゃると思います。
 
所得税には「予定納税」という制度があります。
予定納税とは、「だいたい昨年と同じくらいの所得が発生するだろう」という予想のもとに、
昨年の年間の所得税の実績の基づいて前納する所得税のことです。
 
昨年の実績に基づいて計算した予定納税基準額が15万円以上になる人は予定納税が必要となり、
その基準額の3分の1ずつを7月と11月の2回に分けて支払わなくてはなりません。
 
その金額は昨年の実績に基づいて計算する訳ですので、「今年は事情が変わって払えない!」なんて方も
いらっしゃるかと思います。
 
たとえば、
①今年になって事業を廃業した
②業績が悪化していて、前年に比べ大幅に所得がマイナスになっている
③盗難等の大きな損失があった
 
このような方のために、「予定納税額の減額承認申請」という制度が設けられています。
特別の事情があるので、予定納税額を減らしたり、納付しなくて済むように税務署に申請する制度です。
ただし、一定の要件に該当する方のみが申請できますので、どなたでもというわけではありません。
 
詳しくは、国税庁HP
 
申請期限は7月15日まで。
申請には6月30日現在の試算表等の根拠資料の添付も必要になります。
 
該当しそうな方は早めに準備して積極的に活用しましょう!
 
 
神庭
 
 
 

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