日大三高優勝！！
2011-08-22
甲子園は日大三高の優勝で幕を閉じました。
おめでとうございます！
本当に強かった！
エースが打たれれば野手が打って取り返す・・・。
野手が打てなければエースが踏ん張る・・・。
個々の能力の高さばかりが目立つチームではありましたが、
そんなチームワークこそがこのチームの強さの秘訣であったと思います。
優勝インタビューで畔上主将と吉永投手が口を揃えて
「尊敬する監督さんを胴上げするために頑張った」
と言っていたのは、とても印象的でした。
また、エースの吉永投手はわざと暑い時間帯を選んでピッチング練習をしたり、
ランニングの時は上に何枚も着込んで走り込みを重ねたそうです。
日頃から甲子園の酷暑のマウンドを意識した練習をしていたことが、
連戦でも球威の落ちない驚異のスタミナを作り出していました。
（実際、決勝戦では最終回にMAXの球速を記録したそうです）
こういう意識を持って練習をするということは、野球のことだけでなく本当に大事なことです。
少しは見習いたいと思います。
対して大震災の年に決勝まで進んだ光星学院。
あと一歩のところで真紅の大優勝旗は逃しましたが、
被災地に大きな希望を与えてくれた闘いぶりだったと思います。
その他、好投手の歳内投手を擁した聖光学院、粘り強い野球で3回戦まで進んだ能代商業など
東北勢のレベルの高さが証明された大会だったと思います。
優勝旗が白河の関を越えるのも、もう時間の問題ですね。
夏の甲子園が終わると夏の終わりを感じます。
ひとつ楽しみがなくなり、少しさみしくなります。
神庭
