最新エレベーター事情
2013-03-27
最新エレベーター事情
日本のエレベーターは年間32,000台生産されていて2,050億円ぐらいの金額で、
映画と同じくらいの市場規模だそうです。
マンションで2,000万円。高層ビルで1億。超高層で10億円くらいの金額だそうです。
スカイツリーができるまで、横浜のランドマークタワーが世界最速の記録をもっていたそうですが、
時速45kmで 60階 273mまで40秒で到達するそうです。
しかも、まったく振動がなくて、静かで、快適そのもの。
三菱電機のエレベーターの実験塔で巻き上げ機の回転速度、安定性、耐久性
の実験をしているのですが、10円玉をたてても倒れない。
究極のエレベーターとして、丸の内の社員エレベーターは社員証をゲートにかざすと、
空いているエレベーターを支持し、すぐに乗れる。人口知能搭載エレベーターが登場しています。
東京都内のエレベーターの管理ですが、
安全対策にも万全で、エレベーター指令室でトラブル発生時に技術者の手配、
移動手段、エンジニアの到着時間を知らせ、2,500人のエンジニア、が待機しているそうです。
日本全国ではエンジニアが6,000人いて、毎日20,000人が点検作業を行っているそうです。
現在進行中の上海タワー 632m 時速64km、三菱電機が受注し、制作中です。
エレベーターの性能がビルの価値を決める。
エレベーターに求められる高い安全性、快適、スピードは過剰で結構そして、システムと一体になっている。
日本の技術の見せ所です。
2,014年 アメリカ ワンワールドトレードセンター 541m
2,015年 韓国 ロッテワールドプレミアムタワー 556m
2,016年 インド インディアタワー 700m
2,017年 サウジアラビア キングダムタワー 1,000m超 (950億)
2,018年 アゼルバイジャン アゼルバイジャンタワー 1,050m (1,800億)
これから、高層ビルが目白押しです。・・・・・・
山口会計 北村