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琥珀色に輝くまで

2015-03-15

 NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』もいよいよ最終段階に入りました。
その間ウィスキー人気に火が付き店頭では品切れする銘柄もあるそうです。
 世界には5大ウィスキーと呼ばれる産地があります。
1.アイリッシュ
2.スコッチ
3.ジャパニーズ
4.カナディアン
5.アメリカン
を言います。
 中でも近年、世界最高峰と言われるのがジャパニーズウィスキーです。
ヨーロッパでは国際的な品評会で連続して受賞し、昨年ウィスキーの輸出額は46%増加、
ヨーロッパは勿論、東南アジアや中国でも人気です。
 
 スコッチウィスキーが一番有名ですが、中でもアイラ島は島全体でウィスキーを造っています。
麦芽をいぶすピート(泥炭)は島全土に広がっていて、川はピート色です。
 一方ジャパニーズウィスキーはサントリーやニッカ、マルス等がありますが、近年マイクロディス
ティラーと呼ばれる小さな蒸溜所が出来ています。
 肥土伊知郎さんのベンチャーウィスキーという会社が製造するイチローズモルトは品切れ状態で、
埼玉県秩父にある蒸溜所は世界各地から見学に訪れる程の人気です。
 蒸留したウィスキーは最初無色透明ですが、熟成させると琥珀色に輝いてゆきます。
『天使の分け前』と言う言葉を聞いたことはあると思いますが、長い期間熟成させると蒸発は
ありますが、まろやかなあまみが増して美味しくなります。
 長期間掛っては新しい蒸溜所は経営が成り立ちません。
そこで樽を小さくしたり、ミドルカットを見直したりして、早く出荷しても美味しいウィスキーが
造られています。
 カナディアン、バーボンは飲んだことありますが、アイリッシュウィスキーを飲んでみたいと
思っています。
山口会計 長島

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