目立たぬ無名の町をブランドに
2013-12-24
目立たぬ無名の町をブランドに
長崎県五島列島の北端に位置する小値賀町(オジカチョウ)17の島々からなる。
人口2,700人 高齢化のすすむ漁業の町、170種類の魚が水揚げされる豊かな漁場。
小値賀町の漁業の売上高は人口が減少し、1,993年 約25億円、2,012年 約8億円。
有名になって観光客も増えてくれば島も潤うし、島の食材を使ってもらえば
農産物、水産物の生産にもつながる。
火山の噴火によってできた土壌はミネラルが含まれている。
小値賀町ブランドとして、ブロッコリーを売り出す。
東京日本橋にあるワンルームマンション家賃8万円 6帖に
9店舗を運営する社員31人年商7億4千万円のご当地酒場のオフィスがある。
ご当地酒場は自治体からの補助金は一切もらわずに、
町役場に協力していただいて最高のものを提供していただき、
お客様にうったえる。
店が繁盛して、紹介する市町村が恩恵をうけられればいい。
東京のアンテナショップ店では、都道府県名を全面に押し出し
町や村の名は埋もれてしまっている。
ご当地居酒屋では、無名の市町村を紹介する。
居酒屋の従業員が、宣伝マンになりお客様に食材や、加工して
提供している食品を、ていねいに、ユーモアを交えて接客する。
激しい競争の居酒屋業界では、他店との差別化が必要で
ほとんど、聞いたことのない町や村を見つけて、
地域の経済活動に貢献し、最高の食材を提供し、
地域も活性化し、お客様もおいしいものを食べることができ、
お店も繁盛する。スタッフ1人、1人が宣伝マンになる。
これからも、どんな所が紹介されていくのか楽しみです。
山口会計 北村