確定申告時期のため、保険の控除証明を見る機会が多いです。
あらためて経営者の方々の加入保険に注目してみると

加入目的に合わせて契約していることを感じます。
経営者の加入目的を大別してみると

①ご家族の為に加入する死亡保障
②病気・怪我に備える医療保障
③経営を引き継ぐ後継者の為に資金を残す事業保障
④ご自身の退職金を準備すると同時に死亡保障を準備する事業保障

の4つに大別されます。

加入形態は個人契約・法人契約の双方が見られます。
経営者の方々の加入が多いのは法人契約の③④のパターンが多いです。
とりわけ④は③の機能も兼ね備えているので契約の大半を占めています。
退職金準備のための積立金部分があるので保険料は③よりも高額になりますが
必要な金額を試算し納得して加入することが大事です。

私ども会計事務所もお客様のニーズをお聞きして設計のお手伝いもしていますが
設計の際は、「会社の経営状況」・「経営者の家族構成」・「役員報酬の額」・
「経営者の思い」等を考慮して経営者の方と一緒に設計します。

常に心がけることは、会社の経営状況やプライベ－トなお話をしてくださる
経営者のために中立の立場で最適な加入ができるようにサポートしなければ
ならないという思いです。

 

山口会計　山口