絶品牛たん＆親切に熱狂
2015-09-29
絶品牛たん＆親切に熱狂
仙台市内には牛タン専門店が90以上ある。
仙台で夜の居酒屋メニューとして親しまれていた牛タンを
昼に食べる定食メニューとして大ヒットの「ねぎし」
牛タン専門店として、東京を中心に34店舗を構えるチェーン店
どの店をたずねても大賑わい
タンの中でも貴重な、しろタン（牛タン1本に34％）という部分を使用
麦めしにとろろ（大和芋を使用）この組合わせで1,530円。
来客の45％が女性。
ねぎしのセントラルキッチンでは、機械ではなく
専門のスタッフが一つづつていねいに手切りしている。
機械で切る店が多いなか、スジ等を取り除き
食べやすい大きさ35ｇに切りそろえておく。
コストはかかるがちょっと硬い部分を取り除き
こだわりをもってやっている。
焼きの技術も大切で、社内で認定された焼き専門スタッフが
炭火を使って絶妙な味加減に焼いてくれる。
1年に1店舗のペースで出店。
店の数ではなく、1店1店質のいい店を作って
地域社会に役立っていくという。
人材優先で人の成長を待って店を出している。
「ねぎし」で食事した人に 今日は良かった と思ってもらえる
質が高く満足してもらえる店を、1店1店作ることが優先。
お客が寒そうにしていると、その席のエアコンを上げたり
電話で席をはずしていった客に、スープとご飯を、暖かいものに変えてくれたり
接客に気を配っている。
店内においてある接客の感想を書いてもらうハガキがあり、
素晴らしい接客をした店員の名前を書く欄があり、社内で告知され
親切賞 として表彰され、接客事例を全店で共有している。
「ねぎし」が他の外食チェーンと異なっているところは「親切」
究極の企業戦略は親切、もちろん食べ物業だから
独自性のある商品でおいしく出すのは当然
自分たちで考え、自分たちのために働く店。
店長を中心に店舗を我が事として「自分のこと」として
そしていい店を作りたいと、各店ごとに店長たちが決めて
自分たちで実行していく。
山口会計 北村
