舞台 『真田十勇士』
2013-09-04
先週土曜日、赤坂ACTシアターで上演中の舞台『真田十勇士』を観てきました。
会場はTBS赤坂SACAS内にあり、席は1階、前から19番目左から7番目で1,300強
ある座席も満員でした。俳優さんの汗は飛んで来ませんが、表情は判別できる
ところでした。
3段に作られた舞台は立体的に見え、迫力ある殺陣、アクションが観られました。
それでいてテンポ良く場面が変化し、飽きさせない演出でした。
幕間に流れる音楽特に、吉田兄弟の津軽三味線はズシンと来る迫力があり、
中島みゆきさんの主題歌『月はそこにいる』も力強く、この舞台にピッタリでした。
大阪夏の陣で討ち死にした豊臣方の武将・真田幸村。負けると分かっていても
歯をくいしばり戦いへと突き進んでいくその姿は、いつの時代も共感を呼び、現代に
至るまで多くの人を魅了しています。
幕末に京都で暴れた新選組副長土方歳三と戦国時代末期に暴れた真田幸村と重
なって見えました。
主演の真田幸村を演じるのは無名の劇団員からNHKドラマ『大地の子』で一躍
スターに登りつめた上川隆也さん。
幸村の敵徳川家康を、水戸黄門様里見浩太朗さん、淀の方には賀来千香子さん、
テレビ、映画でお馴染みの俳優さんが脇を固めていました。
一番に印象に残ったのは上川隆也さんの良く通る迫力ある声と立ち回り、依然
弊事務所で芝居を観に行きましたがそれとは違って、テレビや映画でお馴染みの
声が舞台から聞こえてくるのは圧巻でオーラが漂ってました。
休憩20分挟んで3時間があっという間に過ぎ、上川隆也さんを始め役者さん達の
体力は稽古の賜物と思いました。御年77歳の里見浩太朗さんのピット伸びた背筋、
アクションには脱帽でした。1時間30分後にもう1回公演する体力は正直凄い!!
映画と違って舞台はライブなので、もう一度観たら同じ場面でも微妙な違いもある
でしょうが、それはそれとして又面白いところだと思いますし、ハマってしまう人が
いるのがうなづけます。また観に行きたくなりました。
帰り際、上川隆也さんに友人知人から送られたお祝いの花(笑っていいともに
飾られているような)を数えてみると33個ありました。
ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん、加藤浩次さんからも送られていました。
公演パンフレット 題字 紫舟 2,000円
山口会計 長島