先日何気なくテレビを見ていて・・
あ～なるほどと感心したことがあったので一言。

一つ目はドンキホーテの新店舗開店の裏側の話です。
メガ・ドンキって聞いたことがありますか？
私は始めてだったのですが
普通のドンキホーテより更に更にお買い得品を集めて販売する店舗らしいのです。
そのメガ・ドンキに新装開店する店舗が元『長崎屋』だったのですが・・
長崎屋の時の店長も従業員もドンキが使ってくれているらしいのです。
店長さんも副店長としての再出発です。

従業員さんも長崎屋時代の感覚で商品のディスプレイしていたのですが・・
その陳列の仕方を見たドンキの社長さんが烈火のごとく怒ってすぐに商品の陳列をし直すことと命令
しました。
要するに大手のスーパーにありがちな商品の陳列の仕方をしていたのですね。
ただただ同じ商品をハンガーでつるして数とサイズをそろえて並べるという陳列方法です。

元長崎屋の店員さんは怒られたのになぜか楽しそうに
売場全部の陳列をいとも簡単に手直しして社長のOKを取ることができました。

長崎屋の時代にはﾏﾆｭｱﾙどおりの並べ方しかしてはいけない・・
というように言われていて余計なことをしてはしかられるということだったらしいのです。
彼女は自分の創意工夫で商品を並べることがこんなに楽しいこととは分からなかったようです。

ちょっとした並べ方の工夫で驚くほどの変貌をとげることができるのですね。
びっくりしました。
並べ替える前だったら絶対に買いたくならない商品も並べ替えた後はつい買ってしまいたくなる。
そんな感じになりました。
ただ洋服を並べただけだった売場
その洋服にアクセサリーや帽子・小物等合わせてディスプレイする。
たったそれだけのことで購買意欲がそそられるのですね。

ちなみにその新装開店の初日の売上は長崎屋時代のなんと400パーセントを超えました。
商品だけでなく
従業員さんのやる気がこんなに売上を伸ばすことができるのを目の当たりにして
改めて考えさせられました。

二つ目はまた後日にお話ししたいと思います。
これも目からうろこの話です。
世の中は不況不況というけれど
元気に頑張る人も企業もどしどし現れることの嬉しさを感じさせる話です。

土井