読書の冬15冊目
2012-11-29
小説仕立てのビジネス書です。この手の本は面白く、明快なのでついつい買ってしまいます。
さて、ストーリーの大筋ですが、とある大学のゼミ生が、ゼミの一環でファミレスの店舗に
実務研修として出向きます。そしてゼミ生が教授のアドバイスを受けつつ、
実務研修として出向きます。そしてゼミ生が教授のアドバイスを受けつつ、
その店舗の経営を立て直していく…というものです。
なぜ店舗で実務研修をさせられるのか?それは、
『ビジネスの現場がどうなっているかも知らない。そんな上っ面な知識が、実務で役に立つはずがない。』
『ビジネスの現場がどうなっているかも知らない。そんな上っ面な知識が、実務で役に立つはずがない。』
という教授の一言につきます。
自分で経験しないことは理解できない、これは本当に大切なことだと思います。
また、もうひとつ大切なことが、本著は「管理会計」の本であるということです。
会計には、「税務会計(税務申告のための会計)」、「財務会計(社外報告のための会計)」、
「管理会計(社内で活用するための会計)」といくつか種類があります。
この内、本著で重きを置く「管理会計」は会社内でしか使用されません。
会計には、「税務会計(税務申告のための会計)」、「財務会計(社外報告のための会計)」、
「管理会計(社内で活用するための会計)」といくつか種類があります。
この内、本著で重きを置く「管理会計」は会社内でしか使用されません。
また、決まった形式もありません(基本は財務会計の数値を用います)。
あくまで社内公表や、自己管理のためのものです。よって、経営者にとって最も身近な会計は、
あくまで社内公表や、自己管理のためのものです。よって、経営者にとって最も身近な会計は、
この「管理会計」になると思います。
そして教授の一言。
『会計数値は経営者が最も頼りにする経営情報であることは間違いない。
『会計数値は経営者が最も頼りにする経営情報であることは間違いない。
が、決算書は数ある判断材料の一つにすぎない。』
つまり会計数値は経営のヒントになるということです。会計をどのように生かすのかが、最大のポイントです。
つまり会計数値は経営のヒントになるということです。会計をどのように生かすのかが、最大のポイントです。
会計ってなんだろう?難しそうだな、と考えている方は、本著を読んでみてください^^
川村