青色申告とは?①
2009-02-03
2009年もあっという間に1ヶ月が経過しましたね。
2月に入り、いよいよ確定申告シーズンに突入です。
というわけですので、このブログでも確定申告に関する話題を少しずつでも紹介していけたらと思っています。
ただし、週末を中心に不定期更新になると思いますので、悪しからず…m(_ _)m
今日だけにならないよう、頑張って更新します(笑)
さて、確定申告といえば『青色申告』という言葉をよく耳にするのではないでしょうか?
この『青色申告』っていったい何?ということについて、何回かに分けてお話してみたいと思います。
まず、第1回目の今日はその青色申告の制度の概要について簡単にご紹介します。
税額の確定方法には、大きく分けて次の2つの方法があります。
①申告納税方式…納税する人が自ら税額を計算して申告、納付する方法
②賦課課税方式…国、地方公共団体等の税金を徴収する側が税額を計算する方法
日本の所得税は、このうち『申告納税方式』を採用しています。
この方式をとる限り、国側は納税者にいい加減に税額を計算されては困ります。
是非とも税法に従って正しく税額を計算してもらいたいと考えます。
そこで、業務について帳簿書類を備え付け、これに取引を正確に記録し、かつその帳簿書類を保存しているなど一定の要件を満たす納税者には、税金計算上のさまざまな特典を認めています。
これが青色申告制度というものです。
平べったくいうと、
「キッチリ帳簿をつけて税額を計算している人は税金計算上いろいろ優遇してあげますよー。」
「キチンと帳簿をつけていない人はそのような優遇はしてはあげませんよー。」
ということです。
この制度に基づいて申告している人を青色申告者といい、それ以外の人を白色申告者といいます。
今日はこのあたりで。
次回以降、「どのような人が青色申告者になれるの?」「青色申告者にはどのような特典が認められているの?」といったお話をしていきたいと思います。
神庭