スタッフブログ

総勢15名!税務・会計の専門家たちが、業界の最新情報や所員の日常について綴っていきます

高くても 買いたくなる

2016-03-29

高くても買いたくなる
世田谷にあるD&デパートメント東京は、生活雑貨1,500点を販売する。
値段は少々高いが、人気の秘密は、使い手の身になって
「長く使える良いもの」にこだわり販売する。
流行が去っても、価値が残るような,長く売れている商品を選ぶようにしている。
価値を伝えるため、
① 値札に商品の年齢を表示する。(生産されてから何年たっているか数字を表示)
② 店員が、作り手のこだわり等の物語を伝えて、その商品のよさをわかってもらう。
D&デパートメント東京は、現会長が1,983年デザイン事務所を31才で立ち上げ、
1,990年代後半、仕事がらリサイクルショップに時々足をはこんでいた頃、
有名デザイナーが手掛けた椅子が1年足らずでリサイクルショップ店で                売られていてショックをうける。
大量生産→大量消費 世の中の消費のスピードが早いと感じ
「良いものを長く使っていく、世の中をつくりたい」・・・・・・
2,000年D&デパートメント東京を開業する。
そこに並ぶのは、流行に乗るのではなく、もの本来の機能に優れ長く使え続けられるもの。
1,962年から作られている愛知県のカリモク家具の「Kチェア」38,340円は、
見た目はシンプルだが、背もたれが読者にも、食事にも使える絶妙な角度。
丈夫で長もち、この椅子との出会いをきっかけに、60年ビジョンというプロジェクトを展開。
60年代生まれの機能とデザインに優れた製品をメーカーとともに次々に復刻していった。
新しいものを作ってもいいけど、変わらない原点みたいなものも売り続けようと気づいた。
現在、各県の旅行ガイドブックを作り、16都道府県のそれぞれの地方にその土地らしいものや、
あまり知られていない各地のもの作りを紹介している。
それぞれの地方に、地元の個性を示す必要があるが、                          長く住む人には土地のよさがわからなくなる。
それぞれの地方に興味を持ち、最終的にはその土地を訪れてもらいたいと、
年3冊しかできないが、47都道府県を作ることを目指すがあと10年くらいかかるという。
         山口会計 北村

お問い合わせ