少し前の話ですが、檜原村の温泉施設の数馬の湯に行った時に、地元の方に「龍神の滝、見に行ったことある？」と声を掛けられました。

数馬の湯から徒歩で数分の所にある滝で、雨の降った日の翌日は水の量も増えてきれいだとのことでした。

「昨晩、ちょうど少し雨が降ったんだよ」とおっしゃっていたので、見に行ってきました。

檜原村のホームページによると、昔は滝の奥は原野で動物が多く住んでいて、滝も水量が多くて流れ落ちる姿は見事なものだったそうです。

今は、尾根まで植林されているため、水量は少なく、滝壺も小さくなっているそうです。

それでも近くに行くと、迫力もありとてもきれいな滝でした。

滝の名前の由来は、昔、三頭山に住む大蛇が滝の上で遊ぶ動物を見つけ、滝壺にひそみ、壺から一気に立ち登り、動物を口にくわえて壺に引き込む大蛇の姿が龍の姿に見えたことから「龍神の滝」と呼ぶようになったそうです。

山口会計　福田