2頭足りない!!
2011-12-05
先週土曜日友人と桜井秀さんの写真展『ノスタルジックな道-ルート66-』を見に行きました。
25年前にレンタカーでルート66を通ってサンタモニカに行ったことがあったので気になっていました。
25年前にレンタカーでルート66を通ってサンタモニカに行ったことがあったので気になっていました。
国道ルート66はシカゴから8つの州を通過し西海岸のサンタモニカまで3700kmの道のりです。
作家の桜井秀さんがいらっしゃたので30分程お話を聞きしました。
仕事で西部を訪れたのがきっかけで『西部の面影を探し求め、旅をするようになりました』
と桜井さん。
取材は今年で30回になるという。1発勝負の銀塩フィルムカメラ写真の構図や登場人物の
裏話等々大変興味深い話を聞けました。
中でも面白かったのは
今は亡き名優チャールズ・ブロンソンでお馴染みの大手男性化粧品メーカーの撮影での話です。
牛を200頭丘から一気に駆け降ろすシーンを撮影する為、一旦牧場主から牛を買い取り、終了後に
牛を200頭丘から一気に駆け降ろすシーンを撮影する為、一旦牧場主から牛を買い取り、終了後に
再び売り戻すという契約です。因みに金額は28万円(1,400円/頭)。
レンタルすると牧場主に気兼ねして自由自在に牛を走らせられない為だそうです。
何度か撮影をしてようやく終わり、売る時に牧場主は2頭足りないと言い出した。
スタッフが『牛は動いているし、土埃でよく見えないのに数えられるのか?』と聞いた所
牧場主曰く、『こんなに牛を走らせ回したら2頭分の肉が落ちる』と言う。
西部のきついジョークにタジタジだったと。
西部のきついジョークにタジタジだったと。
75歳には見えないも若々しく好奇心旺盛で温厚な桜井さんでした。
またちょっと怖くて心細い雄大な西部を私も旅したくなりました。
時間あれば皆さんも是非ご覧ください 詳細は下記
桜井秀写真展「ノスタルジックな道 – ルート66 -」
12月19日(月)迄 キヤノンギャラリーSにて 日曜祝日休み 無料
山口会計 長島