2か月ですし職人
2015-05-28
2ヶ月ですし職人に
飯炊き3年、握り8年といわれたすしの世界に、いま新たな風がふいている。
神楽坂すしアカデミーという変わった名前の店。
職人が握ったすし50種類で食べ放題 3,218円(ランチタイム90分)
ベテラン職人の隣に脱サラして1年前にすし職人になった若者が握る。
新宿のオフィス街から一歩路地をはいったところに東京すしアカデミーがある。
日本人初のすし職人養成学校 養成コースは、
1年 2ヶ月 週末 夜間の4つある。
一番人気は2ヶ月のコースで受講料約86万円。
けっして安くはないが、毎回定員を超える応募がある。
2ヶ月コースのカリキュラムは、魚の見分け方。魚のさばき方。握り方。
カウンターでの接客まで、徹底指導、一人前の職人に仕立てあげる。
生徒は、20代の若者から60才まで、
講師は、有名店やホテルで腕を振るってきた一流職人
教材も一流、一匹6千円のハマチが生徒に配られ
4人の講師が生徒一人、一人に気を配る。
アジの切り身を細かくチェック、毎日 握り を
テキストの写真をみながら覚えこむ。
カウンター越しにすしを 握り、お客様と対面して接客をする。
なにからなにまで実践指導。
1,990代後半、回転すしがブーム 町のすし屋が廃業していく。
1,981年 5万店 → 2,001年 3.9万店
2,002年に巣鴨の閉店したすし店を借りスタート。
ベテランのすし職人を講師に招き、
見て盗む から 手取り、足取りで分かりやすく教える。
開校から13年 これまで、3,000人が卒業し、
日本の和食ブームにより海外からも、オファーがあるという。
山口会計 北村