35才までに身につけておくべきプロの経理力
2009-07-31
今読んでいる本でいいことを見つけました。
「バネの法則」
なんだそりゃ!?
っですね。
これは予算を組むときに使います。
この本は経理の人向けの本なので社長さんに置き換えるならば「事業計画」を作るときでしょうか。
既存の事業の来期以降の予測を立てるときにまず疑問に浮かぶのは
「どのくらい過去のことを参考にすればいいの?」
ということではないでしょうか。
答えは
「これから予測する長さと同じ長さを遡る」
だそうです。
たとえば来年の予測を立てるならば
昨年の実績だけをみればいいし、
三年間の予測を立てるなら
三年分遡ってみる。
なぜこの人はこのようなことを言っているのかというと
人間は先のことを考えるときには、一度同じ期間だけ遡って行動を振り返って見ると予測がつく
のだそうです。
このことをバネの法則と呼ぶそうです。
このことはこの本の筆者が7000人に及び経理担当者から調査されていることから
かなり現実的な手法なのだと思います。
また、予測を立てた上でのシュミレーションは100通りが目安。
気が遠くなりそうですが、売上高を95%-105%の間で作り変えるだけで10通り。
エクセルでならすぐ出来そうです。
この本を書いている方は「経理の合理化」というこれまた目からウロコ本を出しているので
興味がありましたら読んでみてください。
岡本